石見銀山も大変だなと思いました。
石見銀山はその山自体が世界遺産に登録されているようで、ただその中でも大きく「山」部分と「街」部分に分けられると案内所の人に聞く。 整備されている間歩("マブ"と読み、坑道のことらしい)である龍源寺間歩が観光整備されている山部分の一番奥にある。
それほど身長の高くない自分でも腰をかがめないと歩けない場所もあるし、 あまり広い道ではないが、中には数階建てのビルがすっぽり入る程の空洞もあるらしい。
結局1年ほどで使われなくなった清水谷精錬所跡。概観からは精錬方法を読み解くことは出来ず。 最後に訪れた記念館にも精錬方法の詳細な記載はなく、もう少し調べていけばよかったと心残りはある。
ありのままを見せているのか、あまり整備されていないのかが微妙なライン。
「山」の観光を終えて「街」の方に足を伸ばしてみると確かに古風な建物が並んでいる。
ただ平日だったからか人もほとんど見かけず、寂しい感じが漂っていて世界遺産も大変だなと勝手な心配もしてしまう。
石見銀山世界遺産センター(島根県大田市大森町) / Iwami Ginzan World Heritage Center(Shimane Pref, Japan)