頼子の第一声バリエーション

挨拶と部室

参考:朝の挨拶に対する記事

朝の登校シーンを漠然と気にしながらゆゆ式原作を読んでいる時に、こんな記事を見つけた。

bloom-night.cocolog-nifty.com

ああ確かに。唯は『おはよう』って表現していない印象が強かった。 この事実を聞いただけで感じ取れるのはすごいなあ。

教室と部室

学校と櫟井家の対比で描かれるゆゆ式の中で、教室と双璧を成すのが情報処理部の部室である。 違和感というほどでも無いのだが、最近の部室は3人と3人のやり取りが多く描かれるようになって、頼子とのやり取りはどちらかと言えば減少傾向であると感じている。

頼子の入室挨拶パターン

『みなさーん』 とか 『元気ー』 という言葉の印象が強いかと思うが、実際はどうだったのか。

表1.部室に来るときの頼子の挨拶パターン
巻数 ページ 言葉
1 60 もーやめなさいそれ!ただいまー
1 91 みんな元気ですかー?先生ヒマなんですけど…
2 40 みなさーん お元気ですかー?
2 81 はいっ ただいまー
3 16 ハイッ おかえりー
3 39 みなさんっ 元気ー? 先生ヒマなんですけど
3 106 みなさーん 元気ー?
4 90 みんな 元気ー?
5 14 みんな 元気ー?
5 47 みんな 元気ー?
5 82 みんな 元気ー?
5 115 みんな 元気ー?
6 105 みんな 元気ー?
7 101 みなさーん わっ 多い!

表1は、既刊7巻中で、頼子が部室に入ってくる時の挨拶をまとめている。 一連の流れが既に部室の中に頼子がいるシーンから始まる場合はこの表のカウントには含まれていない。 したがってこの数がそのままイコール頼子が部室にいる場面の数ではない。

大枠はどれもほぼ同じで、『みなさん、みんな』等の呼びかけから始まり、『元気』と状況を聞く。 たまに『先生ヒマなんですけど』が差し込まれる。

4-6巻では一貫して『みんな 元気ー?』であり、これが自分の印象に大きく影響を与えていたんだろう。